空調設備工事とはどういう工事?

空調設備工事は、建物内の温度、湿度、空気の清浄度を適切に管理するための空調システムを設置、修理、保守する工事のことを言います。具体的には、エアコン、換気設備、暖房設備などの設置・修理・保守を行う作業です。

空調設備工事は、新規設置工事や修理・メンテナンス、改修工事などがあります。

新規設置工事は、壁掛けエアコンや天井埋め込み型エアコン、業務用のパッケージエアコンなどの設置や、空気の流れを管理するためのダクトの設置、換気扇や換気システムの設置、ヒートポンプやボイラー、放射暖房システムの設置などがあります。

既存の空調設備の修理・メンテナンスも求められます。

故障対応として、 空調機器の故障修理や部品交換などを行ったり、フィルターの清掃、冷媒の補充、機器の動作確認などの定期的な保守点検や、古くなった機器の性能向上や省エネ化のための改善作業などがあります。

改修工事として、既存の空調設備を最新の設備に更新する工事もあります。建物の用途変更やレイアウト変更に伴う空調システムの改修なども行われることが多いです。

実際の工事では、建物の構造や用途、空調ニーズを確認するための現地調査を行い、調査結果に基づいて、最適な空調システムの設計を行います。建物の規模や用途に適した空調機器を選定や調達、設置工事、試運転・調整などという流れで工事が行われていきます。

空調設備工事は、建物内の快適な環境を維持するために必要な重要な工事です。

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